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S2-84 9日目:小金持ちになる [ソーサリー2:罠の港街カーレ]

ひもじそうな乞食の少女が入ってきて、賭け金の高いテーブルに着く。
スヴィンの女性が新たなメニューの軽食を運んでくる。君は丘ギツネのもも肉を買って、大急ぎで食べた。
修道士と少女はツキが回ってきたようだ。その他の者はうまくいってないように見える。

<以前会った乞食の少女>
「それじゃあ君は河を渡って来たんだね。2の目が2つ。」君が尋ねる。
「そうよ。」彼女が答える。「橋の上の老いぼれが、今朝は何も寄越せって言わなかったの。で、ここにいるってわけ。4の目が4つ。」
「早々に帰る羽目にならないことを祈るよ。コール。」

「気に障らないといいけど、」少女が告げる。「あたしはあんたをさっさと負かしてやるつもりだから。2の目が2つ。」
「抵抗してみせようじゃないか。2の目が4つ。」
彼女が肩をすくめる。「こっちはここに来るために何週間も節約してきたんだ。今それを台無しにしてたまるもんか。4の目が4つ。」

<レッドアイとの再戦>
「ここの他の連中についてどう思う?3の目が1つ。」
「愚か者ばかりで、筋の良い奴は皆無さ。」奴が答える。「あいつらの魂は頭蓋骨と同じくらい空っぽってこった。2の目が2つ。」
「それなら、誰もあんたには敵わないのか?2の目が3つ。」
奴がうなずく。「あの少女を除けばな。あいつは一番見込みがある。」もう一度うなずく。「驚くほど切り込んできやがる。2の目が4つ。」
「確かめてみるよ。コール。」
2の目は3つだけだ!レッドアイが手の中のサイコロを1つ放り出す。

「ずっと不思議に思ってたんだが。あんた、目は見えるのかい?3の目が1つ。」
「誰が好き好んでこんな汚物まみれの街を見るっていうんだ?2の目が2つ。」レッドアイが答える。
「でも目はあるんだろう?それとも、まぶただけなのか?3の目が2つ。」
「俺様の目玉は燃え盛る火球なんでな、」激しい怒気をはらんで、奴が答える。「まぶたでかろうじて抑え込んでるのさ。3の目が3つ。」
「あんたが俺の手のひらを見通せないなら嬉しいね。コール。」君が答える。
3の目は3つあった!レッドアイが君からサイコロを1つ奪う。


<少女との再戦>
「もしここでひと財産築けたら何をするつもりだい?2の目が2つ。」
物欲しそうな表情を浮かべ、少女がにんまりと笑う。「パランティーヌの丘にある住宅地に、こじゃれた部屋を1つ買うんだ。そして花を植えるの。4の目が2つ。」
「どんな花だい?4の目が3つ。」
「色とりどりの花よ。」目を輝かせながら彼女が答える。「大きな花、いい香りのする花。4の目が4つ。」

「ここに来たいといつも思ってたんだ。」少女が興奮気味に言う。「カーレの腕利きがゲームをしに来るところだからね。4の目が1つ。」
「それなら、君の幸運を祈るよ。4の目が2つ。」
「あたしにはツキなんていらないね。」彼女がうなる。「必要なのは腕前よ。それに、あたしはもうその技を身に着けたんだから。4の目が3つ。」
「本当かい?コール。」
4の目は2つだけだ!少女はため息をつくと、テーブルの上にサイコロを1つ置いた。

さて、もう十分稼いだ。チップを現金に戻すために換金所に行く。
チップは125枚ある。「上手くやったわね!」スヴィンの女性が歓声を上げる。
君は笑顔で応えると、通りに戻った。


【変化点】
・現在/最大体力:13/20→15/20(食事)
・金貨:0→125(換金)
・チップ:129→125(食事)→0(換金)

【感想】
実際、乞食の少女は手ごわい相手でした。それにしても、彼女の望みが実にいじらしい…。
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コメント 2

伝説の勇者

この賭博場、客達の会話がなかなか面白かったですね。確かに何度もやり直してコンプしたくなります。
赤目は目を閉じていても相手の輪郭が大体分かるほどの視力を持つそうですが、サイコロの目は見えるのか…?と思ったら、「ここらで見たことのない顔」という発言を見る限り、このアプリでの赤目は相手の顔まで分かるようですね。
以前会った乞食の少女って誰だっけ? と思ったら、以前にスウィンドルストーンで負かした少女だったんですね。
by 伝説の勇者 (2017-04-12 22:59) 

teamtomtom

追加情報。別の会話も見つかりました。

(巨人像と戦って金貨を手に入れていた場合)
とある老人「あんたを外で見かけたよ。あの像と戦うなんて、あんたも馬鹿なことを。」
主人公「でも勝っただろ?」
老人「こそ泥になりたいんなら、自分と同じ背格好の奴に目をつけるもんじゃ。」

とある老人「あんた、ここは初めてじゃな?」
主人公「どうしてそんなことを聞く?」
老人「新人は自信過剰じゃからの。わしはよう知っておる。もう長いことやっておるでな。」
主人公「あんたをあんまりがっかりさせないようにするよ。」

主人公「修道士がここで何をしているんだ?賭博かい?」
修道士「わしは幸運の女神エッフェの修道士だ。」彼が答える。「これは最も敬虔な儀式なんだよ。」
主人公「そうかい、あんたのお祈りを手伝えて光栄だね。」

修道士「ロウソクを使うよう、私はこれまでヴラダに何回も頼んだんだ。その方が儀式がもっと映えるからね。」
主人公「彼は断ったのかい?」
修道士「ああ。”彼女”は不要な所にはびた一文金を使わないからね。」

レッドアイ「俺はそんなに頻繁にはここに来ねえんだ。」
主人公「じゃあ何だって今日は来たんだ?」
レッドアイ「今は金貨と短剣の時なのさ。この古い格言を知ってるか?」
主人公「あんたの言葉に興味はないね。」

乞食の少女「ここに来たいといつも思ってたんだ。」少女が興奮気味に言う。「カーレの腕利きがゲームをしに来るところだからね。」
主人公「何人かは間違いなく金持ちだしな。」
少女「ああ、そうさ。」目をギラギラさせて彼女が答える。「ここで連中の1人を無一文にするだけで、簡単に金貨2,30枚にはなるんだから。」

まだまだありそうです。
by teamtomtom (2017-08-19 14:49) 

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