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S4-141 24日目:空き部屋を探索、毒蛇に咬まれる [ソーサリー4:王たちの冠]

ぶら下がるフレイルを避けて、通路を急いで引き返す。

安堵のため息をつく。ナッガマンテの汚れた部屋から生還できたのだ。二度と戻るべきではない。
町の方へ戻る柵に設けられた扉は鍵が掛かったままなので、今度は右の廊下を進む。

幸運なことに誰ともすれ違わない。この区画はほとんど使われていないようだ。
廊下の同じ側に扉が並んでいるのが見える。
低い木の扉の前に差し掛かる。表札はなく、鍵も掛かっていない。木は歪んで雨でびしょ濡れだ。

手前の木の扉はたやすく開いた。中は、石壁に囲まれたひんやりとした静かな空間だ。
ここはかつて、誰かの居住空間だったのだ。だがそれはずっと昔に引き払われ、後には表面がくぼんだわらが壁に沿って置かれているだけだ。
わらを少し探ってみる。
その時、何かに指を咬まれ、さっと手を引っ込める。
指を見下ろすと、2本の赤いみみずばれがどんどん大きくなり、前腕まで伸びてきた。もしこれがネズミなら問題はない。だがもしクモだったなら、極めて深刻なことになるだろう…。
わらを2,3回剣で突き刺すと、黄色い縞模様のある蛇が這い出してきて、扉の下を通って逃げていった。
急いで蛇の解毒剤を荷物から取り出して飲み干す。
少しして、指のみみずばれが消えていく。
さあ、もう移動しよう。

通路に戻る。今や太陽は一番高い所まで昇っている。
ここには長く留まらない方が良さそうだ。

通路の先は、崖に沿って緩やかに曲がっている。
突き当たりの左手には、2人のバードマンの衛兵が鉄の扉のそばに立っている。どちらもまだ君に気付いていないか、あるいは注意を払っていない。
通路の少し先の右手には狭い扉がある。
燃え盛る太陽も、この場所を暖めてはくれない。
ここは丸見えなのでうろつかない方がいいだろう

次の扉は胸の高さしかなく、半開きになっている。引っ張り紐の付いた小さな呼び鈴が、上からぶら下がっている。


【変化点】
・-蛇の解毒剤

【感想】
中郭から内郭へ至るこの唯一の通路がほぼ無人なのは不可解です。食堂に詰めていたバードマン以外の衛兵が内郭の中庭にたむろしているだけとは考えにくく、中郭の市場等へ頻繁にパトロールしに行っていると思うのですが。要塞の日常にもっとリアリティが欲しいところ。
Screenshot_20210822-071644.jpg
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