SSブログ

S4-35 20日目:魔法の盾を携えてバードマンと戦う [ソーサリー4:王たちの冠]

「WOK!」
手首の上に金貨を1枚載せて呪文を唱えると、一瞬で金貨は消えた。代わりに、見えない盾の重みを腕に感じる。
低くて平らな岩を見つけて、その下に潜り込む。
地面に映るバードマンの小さい影が、君が隠れた場所に向かってくるのが見える。

その場に留まったまま、影が荒れ地を飛び交うのを見守る。
開けた平原はバードマンに好都合だ。もし君が姿を現してしまったなら、奴らは君が倒れるまで急降下して攻撃を加えられるのだから。
バードマンの1人が地面に降下して、影が大きくなる。それから君の視界から消える。
夢中になって耳を澄ませる。
頭上から激しく言い争う声が聞こえてくる。バードマンが君の隠れている岩のちょうど真上に着地したのだ。
息を殺して様子を見る。バードマンが再びキーキー声を上げ、くちばしを2,3回鳴らす。2人目がどこにいるかは分からない。

岩の下から転がり出て暗殺者の剣を抜く。バードマンが君を横目でにらむ!
奴は君に真っ向から無慈悲な攻撃を加えてきた。やみくもに繰り出した君の剣が、幸運にもそいつの喉を貫く。
そいつはゴボゴボと喉を鳴らすと、岩にくずおれた。君の頬を血が伝い落ちる。
だが今の乱戦は奴の相棒に気付かれてしまった。
彼女が着地して、鉤爪を構える。君も備えねば!

<第1ラウンド>
バードマンが爪を伸ばして君に向かってくる。化け物を真っ二つにしようと剣を強振する。
彼女は最後の瞬間に脇にかわして、君の剣からほとんど逃れてしまったが、それでも叫び声を上げさせるくらいには手ごたえがあった。
バードマンが残虐な雄叫びを上げ、翼を大きく開く。

<第2ラウンド>
バードマンが猛烈な勢いで突っ込んできて、君は盾の背後に身体を伏せた。衝撃でふらつきながらも、打撃を反らす。ほぼ無傷のままだ。
彼女は翼を羽ばたかせると、次の攻撃に備えて勢いをつけようと少し高度を上げた。

<第3ラウンド>
バードマンが腕を開くのを待ってから攻撃を加える。君の剣が空気を分断し、大きく開かれた翼の間を捉える。化け物が下品な悪態をつく。
くちばしを開いて叫ぶと、彼女は足下の地面を引っかいた。

<第4ラウンド>
盾の後ろに身を隠す。不意に翼を一閃させて君の首をはねようとするものの、君はそれをかわす。
再び爪を打ち鳴らす。まだ戦うつもりだ。

<第5ラウンド>
好機が訪れた。剣を強く繰り出す。一方、彼女の攻撃は及び腰だ。
バードマンの羽ばたきが弱くなってきた。力を失いつつあるのだ。
彼女が長い爪を誇示する。

<第6ラウンド>
また盾に身を隠す。物騒な翼で君を薙ぎ払おうとするが、素早く脇に避ける。
彼女が長い爪を伸ばす。

<第7ラウンド>
意表をついて前に飛び出す。君の剣が光のように動き、相手を切り伏せる。
身体から羽根を漂わせながら、彼女が地面に倒れる。目に宿る野蛮な光が暗くなっていく。

彼女の身体が塵の中に横たわる。盾がちらちらと揺らめいて消えた。


【変化点】
・現在/最大体力:10/17→9/17(魔法)→7/17(バードマンの攻撃)
・金貨:74→73(魔法)

【感想】
高地ザメンといえばバードマン。やはり強敵でした。魔法の援護がなければ、2人が相手では負けていたでしょう。それにしても、ダメージ0でパワーが貯め放題になる「WOK」は壊れ性能ですわー。
なお、2人目は女性なので「Birdmaid」と表記されていましたが、日本語ではバードマンのままでいきます。
BlueStacks_2019.10.22_13.42.58.31.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。