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S1-18 1日目:野宿で巨大コウモリに襲われる [ソーサリー1:シャムタンティの丘]

初日から疲労困憊しては幸先が悪い。君は夜営するために、互いに絡み合った3本の巨木の根元からなる天然の隠れ家に腰を下ろした。背負い袋は枕になるし、マントを毛布にすればいいだろう。
眠りにつく前に荷物の中身を確認する。食料はまだ4日分もある。そこで君は、甘い蜂の巣をここで食べることにした。

食べ終えた後、眠りにつく。君が次に目を開けた時、満月は空高く昇っていた。何だか、大きな毛布にくるまれているかのように暖かく感じる。だがその時、足に痛みが走る。
ゆっくりと君は事態を把握した。巨大コウモリが君の胸の上にとまり、足から血を吸っているではないか。
斬りつける前にそいつに気づかれぬよう、ゆっくりと慎重に君は剣を抜いた。だが、あいにく、そいつは危険を察知して飛びすさった。

<第1ラウンド>
コウモリの翼が君の顔を打ち、一瞬前が見えなくなる。君は翼を切り落とそうと剣を振るったが、そいつは剣の届かない距離まで逃げてしまった。
奴は君をうろたえさせようと威嚇するように羽ばたいている。

<第2ラウンド>
次のチャンスがやって来た。木の背後から飛び出し、剣を突き出す。コウモリはかわそうとしたが遅すぎた。今や、奴はふらふらの状態だ。
それでも滑らかな皮翼をはためかせ、なおも威嚇してくる。

<第3ラウンド>
剣で空を切り裂く。剣先はあやまたずコウモリを捉えた。地面に落ちたそいつの眼から光が失われていく。

巨大コウモリは死んだ。君はその亡骸を木々の茂みの中に放り込むと、再び眠りについた。

もう一度、君の夢に冠が現れる。だがそれは大魔法使いによってマンパン砦に隠されておらず、木の上のしなびた老人の頭にあった。
「冠は誰にでも被れる。だが、ひとたび冠を被ってしまえば、お前はもはや何者でもなくなる。」そう言うと、彼はエネルギーでパチパチと音を立てる指を君に突きつけた。すると君は、彼の命令に服従しようと彼に引き寄せられていった。
そして次の瞬間には、君は怒りたけるハチの群れに取り囲まれていた。そのまま地面に開いた穴へと近づく。君がすっぽり入れる大きさだ。穴の縁でよろめいた君は、中へと落ちていった…。


【変化点】
・現在/最大体力:5/10→7/10(食事)
・食料:4→3日分
・精霊:カラス→レイヨウ

【感想】
田舎の夜道の独り歩きは単純に怖いです。視覚に頼れないものだから聴覚に意識が集中するのですが、それで不可思議な音に過敏になってしまい怖さが増幅するという…。ソーサリーの世界であれば、モンスターがいるのでなおさらです。
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