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S1-19 2日目:首狩り族の村を避け、シャンカー鉱山に潜入 [ソーサリー1:シャムタンティの丘]

夢から目を覚ます。君の旅の2日目が、朝の冷気の中で始まった。まだ夢うつつの中、レイヨウの精霊の存在を身近に感じる。アナランドを発って以来、君が変わったように、精霊の姿もまた変わっていた。だが、まだ君のそばにいてくれている。
神殿では、精霊に祈った者は病気が治癒し、呪いが払われ、確実な死からでさえも救われると教わった。だが、精霊は決して気前がいいわけではなく、手助けを拒否することもしばしばある。
この辺りの丘の悪臭のする空気に慣れてきたような気がする。昨日は数百フィートは登った。地面の穴に落ちでもしない限り、今日も旅がはかどるはずだ。
丘の頂上に達した時、あるものを目にして君は凍りついた。左手に、数本の杭が地面にしっかりと打ち込まれた開けた場所がある。そして、杭の先に刺さっているのは生首だ…。
生首の種族や時期は様々だ。幾つかはすえられてまだ間もないが、なかば腐りかけのものや完全に骨と髪だけになったのものもある。人間やゴブリンに加え、一体何の首か分からないものも1つ2つ並んでいる。そのどれもが目と口を縫い合わせてある。
近くの岩には大きな×印が描かれている。明らかに、これ以上進んではならぬという警告だ。だが、道は前方で左右に分岐しており、どちらに対しての警告なのか君には確信が持てなかった。右手は上り続ける道で、左手は丘の斜面を曲がりながら下る道だ。

君はダドゥーリーの手前の丘から見た遠景を思い出した。首狩り族の集落は、左手の道の先の川向こうにあったはずだ。君は右の道に沿って、このまま上り続けることにした。
数時間後、次の丘の頂上までほど遠からぬところへ来た時、君の耳にごった返す喧噪の音と声がかすかに聞こえてきた。斜面に生える古木の列に隠れて、前方に何かあるようだ。
道を外れて注意深く木立ちを通り抜け、少し行ったところで木の陰に隠れて空き地をそっとうかがう。すると、洞窟の入り口で大勢のゴブリンが働いているのが見えた。そいつらは腕に大きな入れ物を抱えて重い足取りで洞窟を出入りしては、キラキラ輝く岩や鈍く光る金塊を積み上げている。
君は隠れたまま、奴らの活動の規模を推し量った。洞窟の中には少なくとも30匹はいるだろう。数分おきに出てきては、新たな石の山を積み上げている。広場にはハンマーを手に働く別のゴブリン達もいる。岩を細かく砕いて、中の金属を取り出している。それらは手押し車に積み込まれ、最終的には木々の間にある広い道を下って運ばれていく。
実際のところ相当な規模の軍事行動といえるが、つけ入る隙がないわけではない。ゴブリンの数が多過ぎて注意をそらすことはできそうにないが、奴らはかなり頻繁に森の中へ入っていくため、時々洞窟の入り口ががら空きになるのだ。

丘の中腹をぐるっと回り、洞窟へ向かって這って進む。辺りが静まったタイミングを逃さず、空き地を横切って洞窟の入り口へと駆け出す。
中に飛び込んでから周囲をうかがう。よし、誰にも感づかれていない。


【変化点】
・現在/最大体力:7/10→9/12(睡眠)
・精霊:レイヨウ→カラス

【感想】
このように、精霊は選択肢によって変わる場合があり、狡猾→キツネ・雌キツネ、残忍→ジャッカル・サソリ、道徳的→ゴリラとなる傾向があります。ただ、精霊ごとに祈りの効果が違ってくるのかは今のところよく分かりません…。
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↑左:狡猾なキツネの精霊、右:バグのせいで体力ゼロでも死なずにゲームが継続したシーン
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