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S2-9 8日目:街角で落とし物のブリムベリーを拾得 [ソーサリー2:罠の港街カーレ]

朝早く目を覚まし、街の探索を始める準備を整える。
2、3分くらい道を進むと、3つに道が分かれる分岐点にたどり着いた。ここはカーレの端っこだ。港へ続く上り坂の両側に小屋が密集している様は、まるで道沿いに並ぶ物乞いのようだ。
この辺りの者にとって、君がこの街の新参者であることは明白だ。街の住民‐ブーツの紐のために人殺しをするような悪意のある者の集団‐が通り過ぎながら、君をじろじろと眺めていく。
君は彼らにとっての娯楽だ。スリをされ、強奪され、初期の入植者によって自分を他者から守るようカーレ全体に張り巡らされた奇妙で手の込んだ罠の餌食となる運命にあるのだ。
ここには君が長い間見てきた以上の人間がいる。この街における君の唯一の友人‐トレパーニの村外れで会った暗殺者フランカー‐がいないか、人々の顔に視線を走らせる。
左の道では、みすぼらしい身なりの少年の一団が背中に荷物を担いで歩いている。
前方はカーレの中心街へ向かう道で、車輪で地面にわだちができている。遠くの方には畑が見える。この道は波止場に食料を供給する荷馬車の通る道なのだ。
右の道も畑の方へと続いている。少し向こうには、1軒の堂々とした家屋が建っている。この場所の役割はよく分からないが、それでも君は行動を起こさなければならないだろう。北門が待っている!

ちょうどその時、1台の荷車が右の道を下ってきた。荷車が真ん中の道へ向かおうと、ものすごい勢いで角を曲がる。
後ろの荷台には幾つかの木箱が積まれていたが、そのうちの1つがぐらついて、君の足元近くへ転がり落ちた。箱の蓋が割れて口が開く。
君は御者に手を振って止まるよう合図したが、彼らは君が目に入らなかった。荷車はガタガタと道を上って走り去った。
泥の中にひざまずき、指で木箱をこじ開ける。中身はめちゃめちゃになった瓶の山だ。濃い紫色の液体が流れ出し、ガラスの破片が散乱している。4本はまだ無傷のままのようだ。
だが、君には臭いで分かった。これは多くの治癒効果を持つブリムベリーの搾り汁ではないか!
ありがたく全部もらっていくことにする。近くの草の上でできる限り拭いてから、荷物に加える。実に幸運な拾い物だ。

左の道を進んで、背負い袋を担いだ子供達の後に続く。あばらやが道に沿って立ち並び、その窓からは奇妙な顔が道行く君達を眺めている。
その時、前方の曲がり角の辺りから警備隊が現れた!
君はすぐに歩みを早め、少年達の集団に加わった。彼らは宿泊する場所について相談している-『旅人の憩い』亭にしようか、それとも『肉と包丁』亭がいいかな?
君は旅でやつれた顔を伏せて前かがみの姿勢を取り続けなければならなかったが、衛兵達は軽蔑的な言葉を投げかける以上のことはしてこず、そのまま真っ直ぐ通り過ぎていった。


【変化点】
・現在/最大体力:13/20→15/20(睡眠)
・+ブリムベリーの搾り汁(4本)
・精霊:類人猿→ゴリラ

【感想】
ブリムベリーの搾り汁は、魔法の道具としてだけではなく、飲めば食事としてもカウントされるようになりました。エナジードリンクみたいなもの?
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