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S2-13 8日目:蛇に襲われるも、1階から2階へ移動 [ソーサリー2:罠の港街カーレ]

大きな金属製の石炭入れのそばまで来た。左手の壁に押し付けて置かれている。立ち止まってのぞき込んでも、中はすすけて黒く、おまけに暗い。まるで限りなく深い穴が開いているかのようだ。
怖いもの知らずの君は、石炭入れの中を手探りで調べることにした。中は空っぽだ。
その時、君の指が鋭い何かに触れた。刺さるほど鋭い何かだ。
構わず手探りを続けていると、別な刺し傷ができた。そして、何かが君の腕を登ってくる気配をはっきりと感じる。
暗闇で何も見えない中、もう一方の手でその生き物が何なのか確かめる。だが、その手も刺されたかと思うと、次の瞬間には首にも同じような痛みが走った。
手に何かが巻き付いていると気づいたのはその時だった。蛇だ!
剣でそいつを殺そうとするものの、手首にしっかりと巻き付かれたため、腕をまったく動かせない!
暗闇で十分苦痛を味わった君は、館の外に駆け出して日差しの中に戻った。
日光を浴びた途端、その蛇はシューッと音を発して頭をのけぞらせ、物陰の中へと飛び込んだ。あいつは毒を持たない暗闇蛇に違いない。幸いにも、ただ疼くだけで済む。
気を取り直し、廊下の暗がりの中へと戻る。探索もせずに立ち去るまいと心に決める。

広間の向かい側までたどり着く。入り口からは大した距離ではないが、今は全てが暗闇の中だ。明かりといえば、君の目の前にある扉の枠の隙間からこぼれる光があるだけだ。
さらに濃い闇が右手に広がっている。階段の最初の数段が見えるだけで、その先は館の2階へと続いている。
最初の段に足を掛けると、それは突然動き出した。薄っぺで平らな生き物なのだろうか?それともこれは罠か?
身体を安定させようと手すりを掴む。だが、それも同じように動いているではないか!
手すりにしがみついて倒れないようにする。手すりは足下の階段と同じ速さで動いているようだ。滑らかな動きで階段の最上部へと運ばれた君は、申し分なく安全に床へ飛び移った。
辺りを見回す。君がいるのは2階の通路だ。両側に扉がある。

戸口を抜けて飾り気のない寝室に入る。ベッドは整えられておらず、ここの主人は慌てていたように思われる。個人資産らしきものが床一面に散らばっている。まるで家探しをされたかのようだが、十中八九そうなのだろう。
ベッドの脇に歩行杖が立て掛けられている。他に興味を引くものは見当たらない。
杖は簡素で真っ直ぐな棒で、先端には持ち主の手首に滑り込ませるための革の輪っかが付けられている。いかなる種類の武器にも見えないし、魔力を帯びている様子もない。
何の役に立つかは思いつかないものの、それを持っていくことにする。

次の扉を開けて館の奥へと進むと、そこは浴室だった。そこには鏡すらなく、誰かが物を掛けるために使った割れ目だけがある。唯一の備品は、タイル張りの床の真ん中に置かれた鉄製の浴槽だ。
屈んで浴槽の下をのぞいてみると、何かが君の顔に飛びかかってきた!
飛びすさって剣を抜き、弧を描いて下を薙ぎ払う。もぬけの殻だ。血は残されておらず、隠された宝物もない。
この小部屋を立ち去ることにする。


【変化点】
・現在/最大体力:19/20→16/20(蛇の咬みつき×3)
・+杖

【感想】
ジョジョ的には、蛇=日光が弱点のヌケサク。
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