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S3-30 11日目:第2の塔から第1の塔へ瞬間移動 [ソーサリー3:七匹の大蛇]

ぽつぽつ見かける家畜を通り過ぎ、青々とした大草原を30分ほど歩く。
暗くなってきた。休まねば。飲まず食わずで歩いた後なら尚更だ。
2番目の塔まで戻ってきた。月が空に昇り、月明かりで扉の輪郭を浮かび上がらせる。

塔の中に入る。内部はひんやりしているが、冷たい風を避けられるのは嬉しい。
天井のくぐり戸は開いたままだ。

塔の天辺に出る。筒が据えられ、そこから摩訶不思議な光が大地を照らしている。
全方位の景色を楽しみながら、ぐるっと回る。光に照らされた地割れには水が走り、全てが明るく青々としている。その光景にまたしても目が潤んでしまう。
この筒は最初のものと似ているが、こちらの方が細く、片手分ほど長い。
青い光に触れると、君の身体は急に空へと持ち上がっていった…。

次の瞬間、君は上空から急降下し始めた。風が顔をよぎって吹き抜ける。
このままでは君の身体は粉々になってしまう‐だが唐突に、君は再び地上に降り立っていた。南の崖に近い最初の塔の天辺に戻ってきたのだ。
灯台が灯り、水晶の目が輝いている。
真鍮の筒を動かしてから、その出来栄えを確認しようと後ろに下がる。
光を灯したまま、君はまた胸壁から身を躍らせた。今度の下りは容易い。

塔の外側に降り立つ。道に戻ろう。

君が道に戻ると、後ろから声がした。「ちょっといいかな。」
パッと振り向くと、そこには小さい少年がいた。仮面を手にしている。彼はそれを君に差し出してきた。
「それはどこで手に入れたんだ?」
「あんたが落としたんだよ。」少年が答える。
「取っとくといい。」手を振って促す。
少年は驚いた様子だったが、やがてうなずいた。「分かった。そうするよ。ありがとう。」
君は膝をついて目線を少年と同じ高さにした。彼は明らかにこの地方の住人だから、色々知っているだろう。
「君はどこから来たんだい?」少年に尋ねる。
「カーレさ。」驚いたことに、少年はそう答えた。「でもお使い中なんだ。はるばるティンパンまでね!時々やるんだ。」
「それで、ティンパンはどこにあるんだ?」
「橋を渡って沼を越えた湖の近くだよ。」彼が答える。「だいたい1日あればそこに行けるよ。」
この少年がバクランド全土を踏破できるなんて驚きだ。ここは君が知っている中で最も危険に満ちた場所だというのに!
「塔について何か知らないかい?」君が質問を続ける。
「灯台のことかい?」少年が肩をすくめる。「何であれに興味があるの?」
「あれが何なのかよく分からないんだ。」
「ただの魔法さ。」むっつりと少年が答える。少年は足を入れ替えながら飛び跳ねている。
「崖の洞窟には誰が住んでいるんだい?」君が尋ねる。
「大昔の予言者の成り損ないがいたよ。」少年が答える。「彼女は全生涯を占いの研究に費やしたんだけど、全然上達しなかったんだ。彼女の姉のブリアは要塞に行ってもっと強くなったんだけど。」彼はバドゥーバク峰の南の山頂を指差した。
少年が慌ただしく笑みを浮かべる。「もう行かなくちゃ。本当に行かないといけないんだ。」
「どこに?」
「家に帰るんだよ、」言葉少なに彼が答える。「門が閉じる前に。」
最後にうなずくと、彼は君とは反対方向に道を進んでいった。
彼が去ると、君は胸が熱くなる感じがした‐少年への気前良い行いに対するクーガの祝福があったのだ。


【変化点】
・現在/最大体力:9/19→13/19(クーガの祝福)
・‐黒い仮面

【感想】
またしても黒い仮面が犠牲に。ここで仮面を返してもらうと、今度は裏が金張りの鏡を盗まれてしまいます。とにかく手癖の悪い少年ですが、興味深い話も聞けます。
20180114-1a.jpg
↑灯台間をワープ!
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↑今回の攻略は照射範囲の微妙な調整が命!
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