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S4-105 21日目:屋内庭園でジャガーに襲われ、ロックデーモンを召喚 [ソーサリー4:王たちの冠]

扉の取っ手を回し、新しい部屋の中に入る。つい先ほど光に焼かれた身に、意外にも新鮮で湿り気のある空気が触れる。気温そのものは前の廊下と同じくらいだ。
うっそうと葉が茂って枝が垂れ下がった木々に囲まれている。まるで誰かが、スナッタの森の一区画を移し替えたかのようだ。ツタが天井や壁を伝い、地面はびっしりと下生えに覆われている。小鳥が頭上を飛び回る。
分かれ道が目の前にある。一つは植物で塞がれており、もう一方はもっと開けている。
道に沿って飛んでいく鳥を眺めながら進むことにする。

道は両側に木々が立ち並ぶ間を曲がりくねっている。空気は蒸し暑い。まるですっかり別の場所に飛ばされたみたいだ。
前方に道は続いている。足が柔らかい泥の中に少し沈む。
突然、君は見られていることに気付く。地面に伏せた生き物が、緑色の両目を細めて君を見つめている。身体中の筋肉をぴんと張っている。ジャガーだ。
視線を獣に注いだまま後ずさる。だが、そいつは残像を伴って素早く動くと、君が反応する間もなく覆い被さってきた!
両足の爪で君を切り裂こうと獣が飛び掛かる。最初の一撃はかわすものの、それでも足に深い傷を負う。
相手を押しやろうと持ち上げるが、驚いたことにそいつは人間よりも重かった。君の顔を2度引っ掻いてから、そいつが後ろに飛びすさる。
だがそれは逃げたのではなく、もう一匹と合流するためだった。二匹目のジャガーが空き地にさっそうと入ってきたのだ。
身体を起こし、暗殺者の剣を構える。迅速に対処せねばなるまい。さもないと、もう一匹も戦いに加わってしまう…。
「ZOB!」
水晶の牙を地面にドンと置き、それに呪文を掛ける。
牙の外側から煙が吹き上がり、直後に地面そのものが揺れる。
やがて、巨大なロックデーモンが立ち上がり、その胸を叩きながら唸り声を辺りに轟かせた!


【変化点】
・現在/最大体力:12/17→10/17(ジャガーの爪)→12/19(水晶の牙)
・-水晶の牙

【感想】
溜めに溜めてきた切り札、ZOBの呪文をここで発動!使用機会は他にもあったのですが、破壊規模はここが一番大きかったので。S3-34以来ずっと最大体力が減っていた主人公は、(物理的な意味で)ようやく肩の荷が下りたことでしょう。
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↑原作の挿絵が使い回されていますが、元々の『ZAPの呪文を食らってもびくともせず』のシーンが、うまい具合に『稲妻とともに爆誕!』みたいになっています。
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