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S4-112 22日目:金冠ワシに救われ、マンパンに復帰 [ソーサリー4:王たちの冠]

今や君は空高く舞い上がっている。マンパンは遥か下だ。
「何故ここにいる?」君が金冠ワシに呼び掛けるが、返事はない。ワシは鳴き声は出せるが喋れない。それに、こいつは黙ったままでいるのが好みなのだ。

ワシがもう少し高度を下げ、マンパンの城壁内の小塔がひしめく区画に向かって降下していく。

2,3分後、ワシが急降下を始め、それから要塞の人気のない一角に君を降ろす。ワシは姿を現さないまま、ただ静かに空中に飛び立っていく。
それでも君には分かっていた-彼らは待っているのだ、使命を終えた君を故郷へ連れ帰るために。
ワシが見つからずに隠れ家へ逃れるよう祈りながら手を振る。目を閉じてキツネの精霊にも祈りをささげる。
それから辺りを見回し、君がたどり着いた場所を確かめる。
君がいるのは、曲線を描くアーチ付きの入り口がある石塔の基部だ。
ここはどんな場所なのだろう?君がすでに出くわしたマンパンのどこにも似ていない。空気そのものがどこか違っている。大き過ぎるドラムにピンと張った皮のように、まるで世界がここだけ薄く引き伸ばされているかのようだ。ちっぽけな一歩がとてつもない破裂を引き起こしそうな気配すら感じる。
星々を探して頭上を探るが、何も見えない。じょうごを通すみたいに、星の光が君に届く前に捻じ曲げられて反らされている気がする。
ここで何が起きているのだろう?
近くの塔を見上げる。それはずんぐりして忌まわしい雰囲気を漂わせ、薄汚れた低い入り口から内部へと通じている。
行動に移らねばならない。

新たな夜になった。休息が必要だが、空腹なら尚更だ。
何が見つかるか分からぬまま、水路を横切り、壊れかけの塔の内部へと続く道を進む。
塔の中に入ると、思わず笑みがこぼれた。この塔は陰鬱かもしれないが、外の廃墟を目にした後ではほっとする。
ふと思いついて、ジャビニーにもらった瓶の栓を抜いてみる。部屋に漂う魔力が瓶の中に入り始め、中身が微かに光っていく。
この場所の雰囲気は君にとって具合がいいようだ。何と魅力的な場所だろう!


【変化点】
・現在/最大体力:10/19→15/19(祈り)→19/19(塔の魔法)
・魔法の溶解液:dIm

【感想】
アプリ版では、主人公のために金冠ワシがすでにスタンバイしていることが判明しました。つまりアナランドへの帰還には、バードマン(シンのサマリタン)ではなくワシに乗せてもらうことになるのです。帰還するなら、の話ですが( ̄ー ̄)ニヤリ。
ジャビニーにもらった魔法の溶解液は、各塔の魔法のオーラを3つまで吸収できます。つまり、王たちの冠の対抗呪文を3つとも吸収した後でこれを飲めば、冠の支配を無効化できるのです。なかなか面白いアイテムだとは思いますが、今回はもちろん使いません。
Sorcery! 4_Screenshot_2020.10.03_14.09.10a.jpg
↑ワシのマークの○○製薬みたいな。
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