SSブログ

S4-117 22日目:GOBの塔はゴブリンだらけ [ソーサリー4:王たちの冠]

塔の中に入る。臭気は想像以上に酷い。
2,3匹のゴブリンが猛烈な共食いを中断して君を見上げ、口をポカンと開けたまま見つめてくる。
連中はどのくらいここに囚われているのだろう?
争う集団から部屋の奥に視線を移す。そこには確かに別の扉があった。
「DUD!」
星を調べながら魔法を編み出す。お宝がゴブリン共を足止めできるよう祈りながら。
だが、宝物は現れなかった。代わりにねじれるような音がして、ゴブリン共の姿がかき消えた!
対抗呪文だったのだろうか?もしそうなら、ゴブリン召喚の呪文は偽りの宝物の呪文で対抗できることになる。

塔の内部には奴らの死体だけが残っている。東の扉は閉じており、西の壁の扉は開いている。
2,3体のゴブリンの死体をくまなく探してみるが、無駄骨に終わった。連中は哀れな生き物だ-通常のゴブリンはその生涯で金貨をポケットに数枚入れることもなく死んでいくのだろう。
これらの死体には口の中に歯がない。おそらく彼らをここに召喚したのが魔法だったからだろう。
部屋の隅を探ると、髪と骨の塊が見つかった。この空間を占めていたゴブリンの召喚を絶えまなく繰り返した残滓だ。それでも依然として歯は見つからない。
東の扉を試す。鍵が掛かっている。
持っている鍵を順番に試す。シャンカー鉱山のゴブリンから手に入れた銀の鍵で回った!
連中は限られた種類の鍵しか作らないから、たまたま合ったのかもしれない。
ここにあるのは死だけだ。一刻も早く立ち去らずにはいられない。

東の扉から外に出て、2つの塔をつなぐ道を進む。
星の光の強烈なオーラが冷たい海水のようにこの場所を洗い流しているのが、どの方角からも感じ取れる。今出てきた背後の塔も、もはや安心とは言えない。
見下ろすと、低層の塔同士を結ぶ別の道が見えるが、その落差は尋常ではない。
手すりから後ずさり、代わりに塔について思いをはせる。
突然、背後の塔から早口の金切り声が聞こえてきた。貪欲なゴブリン共の集団が、今や鍵が開けられた扉からクモの子を散らすようにあふれ出てきたのだ。
カーレの北門以降、こんな規模の集団は目にしたことがない。
後ろに下がって見ていると、何匹かは渡り通路から水へと身を投げ、また何匹かは塔をよじ登った。
どいつも君に注意を払っていない。
2,3分もすると、塔の向こうへ全員姿を消し、嬌声と悲鳴は途絶えた。幸いなことに、連中にまた出くわさずに済んだ。


【変化点】
・現在/最大体力:9/19→8/19(魔法)

【対抗呪文】
・DUD⇔GOB

【感想】
ゴブリンとお宝で対消滅、何となく分かるような。
あと少しややこしいのですが、ここはマンパンの西地区ですが、ゴブリンの塔は東の扉から出ました。
Sorcery! 4_Screenshot_2020.10.03_14.41.40a.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。