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S4-139 24日目:拷問機械を披露される [ソーサリー4:王たちの冠]

拷問官長ナッガマンテは自分の仕事に大いに誇りを持っている、と君はすでに聞いている。奴のうぬぼれは冷酷さと同じくらい強いのだ。
「聞いてくれ。」君が言う。
「ああ、聞いてやろう。お前が悲鳴を上げ始めたらな。」奴が遮る。棚からある道具を取り上げ、君の近くで見せびらかす。それは先端に鋭い鉤の付いた小さいナイフだった。「これが何のためのものか分かるか?」
「俺を屈服させることはできんぞ。」
「どいつもそう言うんだ。」奴が答える。
「もっと酷い状況も潜り抜けてきたんだ。」
奴が動作を止める。「ほとんどの連中はここで空威張りをするものなんだがな。確かに、お前はもっと悲惨な目に遭ったのかもしれん。言ってみろ。」
君は自分の旅について、王たちの冠の部分は省いて長々と語ってみせた。ナッガマンテは笑い、面白がった。明らかに、君の話を全く信じていない。
「昔話を掘り起こすのが好きなのか?」奴が首を振る。「大したもんだ。」
君が話し続ける。
「お前は中枢大学にも行ったのか?」奴が少し後ずさる。
「そこには偉大な力があった。」
奴が君を見つめる。「魔法使い、なのか、お前は?」
「ただ勇気があっただけだ。」
奴が少し考え込む。「いいだろう。」奴がうなずく。「多分お前はこれが気に入ると思う。」ナッガマンテが残忍な外見の機械の方にのしのしと歩いていく。それは革ひもと鎖に覆われた岩の厚板だった。その真上には、あらゆる型の危険な代物が巨大なクモのようにぶら下がっている。
「俺のカワイ子ちゃんさ。」奴が言う。
気を確かに持って、その機械の足の部分を注意深く観察する。それは木と金属で覆われているが、そこかしこで生きた肉が脈を打っているのが見える。機械の腕は、魔法のエネルギーでブーンとうなっている金属と骨でできた球につながれている。
「プリーシャーだ!」ナッガマンテが声高に叫ぶ。
「それは何をするんだ?」時間を稼ごうと話を続ける。
「こいつはとてつもない機械だぞ。人に襲い掛かって、飲み込むんだ!それから、球の部分から死体が吐き出されるって寸法さ。それとも、中で何をするのか知りたかったのか?」
君は手かせを外そうとあがいたが、相当な力を込めてもその金具は壊せなかった。ナッガマンテは歯をなめながら満足げに見物している。
奴は君を縛っている鎖を壁から外すと、ぐいと引っ張った。君は無様に大の字に転がったが、その時、君の片手が自由になった。
機械の方に引きずられながらも、君は片手を素早く隠した。


【感想】
ここで登場した拷問装置「pleasher」ですが、さっぱり意味が分からず。装置の説明も同様。もーええ加減にせえよ、このドS野郎!(←奴のSの発音がおかしい意味も込めて)
Screenshot_20201007-203413.jpg
↑チンプンカンプン
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