SSブログ

S4-140 24日目:暴かれた悪事 [ソーサリー4:王たちの冠]

ナッガマンテは君をプリーシャーの方へ引きずっていき、そこに入れようと君を持ち上げた。
機械内部の悪趣味な壮観さを目の当たりにする。目立った弱点も逃げ場も見つからない。目の前の光景が君を恐怖に陥れる。
ナッガマンテが君を定位置に固定する。だが奴は、君の片手が自由であることを見逃したままだ。
球が君の上にやって来て、だんだん降りてくる…。
「YOB!」
荷物から巨人の歯を引っ張り出し、地面に投げて呪文を掛ける。
すると、歯から一条の煙が立ち昇り、そこからそびえ立つ巨人が足を踏み出した!
実体化した巨人が低い部屋の中で前屈みになる。
君が助けを求めて叫ぶと、巨人は腕を伸ばし、一撃でプリーシャーを破壊した。
ナッガマンテが鞭を振り回したが、巨人はやすやすと掴み、部屋の奥の壁に投げ飛ばした。奴はそのままぐにゃりと潰れた。

仕事を終え、巨人が姿を消す。
うなりを上げていた機械は今や静かになり、君は束の間の平穏を得た。
テーブルの上に鍵の束を見つける。ちょうど手の届く距離だ。
指先を伸ばして、テーブルの鍵を自分の方に引き寄せる。そして、震える指の間に鍵束の輪を滑り込ませる。
自由な方の手でもう一方の手を解放してから、今度は両足に取り掛かる。
それから無人の部屋を見回す。壁には邪悪な見た目の器具が、それが使われた遺体とともにずらりと掛かっている。
壁沿いには棚も並んでいる。中を探ると、オーガが所有していた幾ばくかの金貨が見つかった。
奴は薬草や包帯を熱心に収集していた。ブリムベリーの搾り汁の瓶が数本と、シクロフラックスの薬草が一服分ある。
シクロフラックスは、かつてシャムタンティの壁のすぐ外のカントパーニ近辺でよく使われていた薬草だ。丘の不潔な大気に対する抵抗力を持つため、村人やサイトマスターが好んで食べていた。だが、厳しい冬が2,3回訪れた結果、それはすっかり全滅したのだった。
ここにあるものは貧弱な見栄えをしているが、この薬草にとても優れた薬効があるのも事実だ。
すぐに食べてもいいかもしれないと思ったものの、結局君はブリムベリーの搾り汁だけ持っていくことにした。

拷問官の備品で欲しいものは全て目を通した。
続いて、テーブルや作業台を眺める。だが、特にこれと言ったものはない。気を引くものではないか、趣味に合わないものばかりだ。
一つだけ目に留まったものがある。作業台にピン止めされた、2枚の透き通った緑色の皮だ。
近づいてもっとよく見てみると、それが何であるのか君は気付いた。ミニマイトの羽根だ。胃がむかむかしてくる。
君はその場をすぐ後にした。


【変化点】
・金貨:117→122枚
・-巨人の歯(1回分)
・+ブリムベリーの搾り汁(5回分)

【感想】
シクロフラックスは体力の最大値を5点も増やしてくれるのですが、あまりに強力過ぎるし、原作にも登場しないので敢えて無視。
S4-96でミニマイトのジャンに羽根がなかったのは、ナッガマンテの仕業だったようです。仇はとったぞ!
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。