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S4-129 23日目:今度は隊長に雷撃をお見舞いする [ソーサリー4:王たちの冠]

出口へ向かって駆けていくと、そこには衛兵隊長が武器に手を掛けたまま君を待ち受けていた。不思議な輝きはまだ彼女を取り巻いている。
「LAW!」
星座を旋回させて身体の周囲に配置する。自分の魔法防御が消えて無防備になると、彼女はたじろいで後ずさった。
薄暗がりの中、君の正体を見抜いた隊長がしかめっ面をする。「貴様だな、見つけたぞ。」彼女がつぶやく。
「ZAP!」
魔法を唱えて、電気エネルギーを手のひらに溜める。
そこから放たれた稲妻は、あやまたず隊長に命中した。もはや魔法で守られていなかった彼女は、たちまち絶命した。
最後の衛兵が駆けつけてきた。だが、君が隊長の死体を前にしているのを見るなり、武器を落としてあっという間に退散した。
奴が仲間を探しに行く間、一息つけるだろう。
隊長の剣を拾い上げる。立派な長剣だ。荷物に加えることにしよう。
彼女のポケットも探る。ブリムベリーの瓶が見つかった。これも助けになるだろう。
彼女が着ていた隊長の制服は、傷みが少なく大きさも近かったが、これはそのままにしておくことにした。
次に倉庫を探ってみる。だがボロ布の山があるだけだ。ここは事務所でもなければ、持ち主が滞在したり働いたりする場所でもないのだ。物置として使われているだけの、流通ネットワークの一部に違いない。

再び通りに出る。
崩壊した建物や倒れた家々の間を抜けて進む。かつて町にはもっと多くの人々が住んでいたようだ。その後、生活が段々と衰退していったのかもしれない。
廃墟を越えていくと、騒がしい市場の小屋やテントが見えてきた。
太陽が傾き始め、空気が徐々に冷えてくる。

市場の端にたどり着く。そこでは商人や小屋がひしめき、さながら町の縮小模型のようだ。カーレの市場とは比べるべくもないが、活気であふれている。少なくともマンパンにおいてさえ、人々は日々の生活を送る必要があるのだ。


【変化点】
・現在/最大体力:17/19→11/19(魔法×2)
・長剣(+2)
・ブリムベリーの搾り汁(1回分)

【対抗呪文】
・LAW⇔mAG

【感想】
見事にS4-79での借りをそっくり返してやりました!主人公とこの隊長は、野球で今話題になっている二刀流みたいなもの。そんな好敵手の彼女に敬意を表して、隊長服はそのままに。奪った方がゲーム的には有利なのですが。
20181231-3.jpg
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