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S4-136 24日目:正面から堂々と内郭に乗り込む [ソーサリー4:王たちの冠]

夜半を過ぎ、静けさと冷気が訪れる。
広場から2,3ヤード離れたところで、衛兵どもが道路を封鎖している。連中は近くの小屋の軒先の下に立ち、鋭く注意を払っている。そのうちの2人は猟犬を繋いだ鎖を握っている。
少し時間をかけて塔を注視するが、身震いを禁じ得ない。それはマンパンが建てられた山の頂上を平らにした場所にそびえている。塔の頂上には小部屋がある。あそこからの眺めは、高地ザメンを完全に一望できるに違いない。
道は広く見通しがいい。片側は岩がせり出し、もう片方は低くなっている。身を隠す場所はない。
衛兵の一人が君を一瞥し、前に進み出る。
そいつがうなる。「何か用かい?」衛兵が鋭く言う。
「何故そんなにたくさん衛兵が詰めている?」君が尋ねる。
「お前のような輩を通さないためだよ。」女がきっぱりと答える。
背負い袋から召喚状を取り出し、衛兵に見せる。
彼女は疑わし気にそれを見ていたが、やがて顔を上げた。「それで、何故司令官はあんたに会いたがってるのさ?」
「貴様には関係ない。」
衛兵は顔をしかめ、もう一度紙に目をやったが、結局それを突き返してきた。「いいだろう。道なりに行けば彼に会えるよ。でも、自分が断頭台の露となっても驚かないことだね。」
書類を荷物に戻す。まず間違いなく、この衛兵は実際には文字を読めなかったのだ。

北の道を上り続ける。
チラッと後ろを振り返る。誰も君を追ってこないし、注意を払う者もいない。
坂道は黒い岩の尾根の辺りで曲がり、壁の張り巡らされた野営地へ向かっている。
その時、道を見下ろす2,3の狭い窓から、ビーズのようなバードマンの目が君を見張っていることに気付く。
もう戻れない、上り続けるしかない。

途中で夜が明けた。一晩中起きていたため、体力が落ちてしまった。

道は、柵にはめ込まれた小さい木の扉で行き止まりになった。見たところ、衛兵はいない。
扉の取っ手を引っ張る。施錠されている。
柵の止め金具に足を掛けて、身体を引っ張り上げる。
少しの奮闘の後、難なく向こう側に飛び降りることができた。


【変化点】
・現在/最大体力:11/19→7/19(徹夜)

【感想】
S4-90で入手した召喚状がなくても、変装や魔法でさほど苦労せずに切り抜けられます。柵の扉の鍵は、今回のルートで避けた建物(ヴィックが訪問中!)に落ちていますが、これもなくても問題なし。つまるところ、ザル警備。大魔法使いがスローベンドア以外を信用しない理由も分かるような気がします。
Screenshot_20201007-201019.jpg
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